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Peaceful Memories [SMC時代]

『 Peaceful Memories 』

2008年9月20日、28枚目のオリジナルアルバムとしてリリース。
そして、翌年のデビュー30周年記念アルバムでもあった。

初のセルフカバーアルバムとして全10曲を収録したが、
沢田聖子さん自らの選曲とは記されていない。

ヒーリングアルバムとしてアレンジされた楽曲は、
シンセサイザー、キーボード、コーラスを幾重にも重ねた、
それまでの沢田聖子にはないサウンドを展開させている。

全曲のアレンジを手掛けた林有三氏は、
現在もすべてのアルバムのアレンジを担当し、
全国ツアーでもバッキングサポートとして参加されている。

カメラマンとしても才能豊かな、" 沢田聖子ファミリー " の重鎮。


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   夢見ていた21世紀は、こんな時代だったのかな…


PCや携帯が普及し、世界中の情報を瞬時に知ることが出来、
欲しい物も家に居ながら届き、食べたい物は何でも手に入り、
バーチャルなゲームの世界に夢中になる子供達。

便利で平和な、ありがたい時代だけれど…


   なのに、疲れている人が多いのは何故かな…

   もしこのアルバムが、そんな誰かの心の拠り所になれるとしたら

   歌唄いとして、これ以上の喜びはありません。


そんな想いを込めて創られた 『 Peaceful Memories 』

けれども…

あれから5年…

存在すら薄れてしまった感のある30周年記念アルバム。



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全曲のアレンジを手掛けた林有三氏。
レコーディング中、一度も顔を合わせることがなかったと訊く…

シンセ、コーラスを幾重にも重ねた特殊なアルバムだったため、
全国ツアーでは、そのオリジナル音源をライヴでは再現できないと、
オリジナルのカラオケによるステージとなり…

「 独りカラオケ 」 と陰口を叩く奴もいた。


今ならば、林有三氏がバッキングミュージシャンとして
その音をステージでも出来る限り再現できるように
最大級のご尽力によるサポートをしてくれるはず。

ステージを支えるスタッフのプロデュース力の無さか…。



  1 . 青春の光と影
  2 . 落葉の部屋
  3 . 涙はつばさに
  4 . 憧 憬
  5 . 青春エピローグ
  6 . 流れる季節の中で
  7 . 小さな船
  8 . こんな静かな夜は
  9 . 約束の場所
 10 . 想い出のオルゴール


選曲は、可もなく不可もなく…
誰でも選びそうな楽曲が並ぶ…

聖子さんって、こんなにベタかな…?
と当時思った。


そんな10曲の中、どうしてこの楽曲を入れたのかな…
とリリース直後から知りたかった1曲があるけれど、
最後までツアーのステージで、その選曲理由を聞くことは出来なかった。
話してくれなかった…。


本当に聖子さんが、この曲を入れたかったのかな…?


30周年記念全国ツアーでは、ツアーグッズが溢れ…
とてもうれしかったのだけれど…

その昔、「これからはビジュアル」とうそぶいていた
事務所トップの声を思い出した。


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本当に聖子さんは、このアルバムを作りたかったのかな…

後年、ふと頭をよぎるようになった 『 Peaceful Memories 』

明らかにアコースティックサウンドに傾倒していた聖子さん。
弾き語りステージが、デビュー時からの基本スタンスでもあり、
生のライヴを大切にしてきたアーティスト。


イルカオフィス時代…
「 これを唄いなさい 」 と出来上がった楽譜を渡され、
「 はい 」 と唄っていた…

敷かれたレールの上を言われるままに歩き、
自分の意志や想いなど取り入れられることがなかった…

という苦い想いから、
自らの事務所を立ち上げて独立したはず…。



この約1年後…

そのパーソナルオフィスから独立し、新たな一歩を踏み出し始める。




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ささやかなこの人生 [SMC時代]

『 ささやかなこの人生 』
作詞作曲:伊勢正三 編曲:勝又隆一

1995年2月22日
21枚目のオリジナルアルバム 『 Folk Songs 』 収録。

全10曲の収録中、このアルバムのために書き下ろされた楽曲は3曲。
他はアニメやドラマの挿入歌として起用されたシングルを、
或いはアコースティック・ヴァージョンとしてリテイクしたものを
そしてカバー曲 『 風になりたい 』 『 ささやかなこの人生 』を収録。

それまでのイメージを一新するようなジャケットと歌詞カード。
モノトーンの風景に、静かに身を置く沢田聖子さん。

アコースティックサウンドに彩られたセピア色の楽曲たち。

すでに打ち込みが主流となって来た時代に、
あえてアンプラグドな音にこだわって作られた1枚。

なのに…
当時からどこか物足りなさを感じたのは…

贅沢に楽器をそろえ、サウンド的にも申し分ない。
ジャケットも歌詞カードも、「これがLPサイズなら…」
と思うほど、丁寧に創られている。

「 言葉を伝えたい… 」
と思える楽曲を集めた…
アルバムリリース前、そう語ってくれた聖子さん。

一つひとつの楽曲は、この上なく光り輝いている。

聖子さんはどこへ向かおうとしているのか…
その道が、はっきりと見えている…。
やっと…。

前作に続き、アーティストとして大きく成長していた時代。
アーティスト人生の分岐点にもなった時代。

けれど…

今もどこか物足りなさを感じるのは…


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 花びらが 散ったあとの桜

 次にめぐってくる その季節まで…

 
 いくつ指を折って 数えたのか…。


 ひきかえすことが 出来ないことなど

 とうの昔に…。


 ほんとにこれで だいじょうぶ…?


 あの日…


 
 ささやかな想いの… 

 積み重ね。



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君と歩いた青春 [SMC時代]

『 君と歩いた青春 』
作詞作曲:伊勢正三 編曲:上畑正和・坪井寛

1997年12月17日、22枚目のオリジナルアルバム
『 Acoustic Love Ballads 』 収録。

1990年代に入り、アコースティックサウンドに傾倒しはじめ、
ギターを手にしてステージに立つ機会も増え始め…。

フォークの名曲をアルバム収録曲としてカバーする時代が来る。

吉田拓郎が川村ゆうこに提供した 『 風になりたい 』
オフコース 『 愛の唄 』、風の名曲 『 ささやかなこの人生 』

『 君と歩いた青春 』

イルカオフィス時代のイルカのカバー曲
『 春 』 や 『 ぬけがら 』 とは趣旨も経緯も違う…

聴き馴染んだ名曲を唄う沢田聖子さんの姿に、
すでに完成されたフォークの名曲を唄うことに
当時どこか違和感を覚えていた。

それは今も変わらない。


果たして……

今も答えは見つからない。


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  君と歩いた青春

  

  初めて出逢ったあの日から

  もう…



  あの時は

  止めることできなかったけど…



  一緒に歩いてこられたこと


  みんな

  君をしあわせにしてあげたい


  その想いひとつ。


  君と歩いた青春


  それぞれの幕が下りるまで…。



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きっと、いつか… [SMC時代]

『 きっと、いつか 』
作詞作曲:沢田聖子 編曲:上畑正和・坪井寛

1997年12月17日、22枚目のオリジナルアルバム
『 Acoustic Love Ballads 』 収録。

初のバラード集、ラブソングを集めた『 Acoustic Love Ballads 』

1990年リリースの、失恋ソングを集めた 『 See You Again 』


届かぬ想いを綴った 『 See You Again 』

届くはずの想いを綴った 『 Acoustic Love Ballads 』


いつか…届く…と。


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冬になると…

聴きたくなる楽曲の一つ。


ぬくもりを求めるように…

その手のぬくもりを…。


" 冬の唄 " としても沢田聖子さんの思い入れ深く…

冬のライヴでは、必ずセットリストに入る1曲。


1月20日、大寒の日。

夜空の一番星に…


きっと、いつか…。







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誰のために [SMC時代]

12月11日、ユニバーサルミュージックから
『 LIFE 』 と 『 SOUVENIR 』 が再発。

それぞれ別々の再発ではなく、2枚組という形で…

邦楽・洋楽を問わず、
名盤と評されるアルバムが次々に兼価盤として再発され
音楽ファンとしては喜ばしい反面…

ついに、2枚のアルバムを一組にしたCDまで発売される時代に。

そのアーティストが精魂込めて作った1枚1枚のアルバム。

自分にとっては、腹を痛めた我が子と同じ…
とおっしゃるアーティストも少なくない。


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1988年6月5日にリリースされた16枚目のオリジナルアルバム『LIFE』
前作から約2年ぶりのオリジナルアルバムは、
音楽活動の休止から復帰した第1弾のアルバム。

一時は引退の決意までした休養期間中…
「 この詩たちは、もう世に出ることはない 」
と思いながら、日記を書くようにしたためたと言う…。

アルバムの楽曲に綴られた詩は…
それまでにない、悲痛な叫び…。

独りにさせてしまったことを…
この時気づき…
後悔した…。


聖子さんが

誰のためでもない…

自分自身のために綴った…

自分に贈ったアルバム 『 LIFE 』


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そしてその約1年後に17枚目のアルバム 『 SOUVENIR 』 をリリース。

独りの女性・沢田聖子としてではなく、
アーティストとしての沢田聖子を前面に押し出し…。

あの元気な聖子ちゃんが、やっと戻ってきた…
と、ファンの誰もが胸をなでおろした…
アルバム 『 SOUVENIR 』


『 LIFE 』 は、聖子さんが自分のために贈ったアルバム
『 SOUVENIR 』 は、自分を取り巻くすべての人たちに贈ったアルバム。

『 LIFE 』 には " チューリップ " を
『 SOUVENIR 』 は " マーガレット " をキービジュアルとして起用。

ぞれぞれに持つ花言葉の意味は、深い…。


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同時期にリリースされたアルバムではあるものの…

この2枚のアルバムは、真反対に位置する。

この2枚のアルバムに込められた…

本当の意味

本当の想いは…

聖子さん本人にしかわからない。


『 LIFE 』 と 『 SOUVENIR 』

この2枚のアルバムを一組にする罪は重い。






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