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夢のかたち [フォノグラム時代]

『 夢のかたち 』
Side.A 
   1 . 小さな船
   2 . TEENAGER
   3 . STEADY GIRL
   4 . あなただから
   5 . 雨を聴いた
  Side.B 
   6 . 風色のチャンス
   7 . ふ・た・り
   8 . 切ない夜にささやかないで
   9 . スクラッチ・ノイズ
  10 . Don't forget forever

1985年12月1日、12枚目のアルバムとしてリリース。
アルバム収録曲からシングル同時発売として 『 風色のチャンス 』 をシングルカット。
シングルとしては、前作 『 あなたからF.O. 』 からちょうど1年振りのリリース。

この年は、2月に11枚目のオリジナルアルバム、初のビデオクリップ、そして写真集を発売。
『 Potential 3点セット 』と呼ばれ、当時のファンの必須アイテムとなった。
またBOX 入りベストアルバム 『 For You 』 をリリースし、フォノグラムのメディア戦略の底力をなった見せつけた年にもなった。

これまでバストショットが多かったジャケットが一転し、24人の沢田聖子が並んでいる。
裏ジャケットが表の候補に挙がっていたが、シングル用に使用することとなったためのもの…
と云うまことしやかなうわさも流れたが、当時の宣伝部長は否定していた…。
23歳の時の作品だったため、「なぜ23人にしなかったのか…」と思ったことも…
ちなみに本人はこのジャケットを、「私がゴキブリみたいに並んでる…」と評していた…。

この時期の髪型はこれままで一番短く、以降もここまでのショートカットはない。
周りからは「 顔がまん丸に見えるから、伸ばした方が良い… 」とさんざん言われたらしい…

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収録曲の 『 あなただから 』 は、パーソナリティーを務めていたAMラジオ番組のコンタクトレンズのCMタイアップ曲として初めて起用された。
シングル 『 風色のチャンス 』 は、アルバム収録曲としては光るものがあったものの、シングルとしてはインパクトに欠け、シングルとしての存在感が全くない1枚になってしまった。
ファンからもシングル同時発売に非難の声が上がり、シングルとアルバムとのオリジナル性を問われた楽曲でもあった。

オープニング曲の 『 小さな船 』 は、このアルバムの核となる重要な楽曲になった。
後のセルフカバーアルバム 『 Peaceful Memories 』 にも収録しており、
この時期の聖子さんの胸の内を読み取ることが出来る…。

漕ぎ出した小さな船は、頼りなく、方向(いきさき)も見えなくて…

" 夢を捨てたわけじゃない 夢の形が変わっただけ "

アーティストとして自分の進むべき道、目指す音楽に迷い始めた頃…。
引き返せない道を、この先どこに向かえば良いのか…。
周りはどんどん先に進み、自分だけが取り残されたような…
翌年に、とにかく、この場から逃げ出したかった…と言って…。

おぼろげに描き始めていた " 夢のかたち " は、四半世紀を経て…
いくつもの山を越え、谷を超え…

夢がようやく " かたち " になって…。




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ナンクルナイサ [SMC時代]

『 ナンクルナイサ 』
作詞・作曲・編曲:沢田聖子

2003年2月19日、32枚目のシングルとしてリリース。
初のインディーズ盤として発表し、沖縄ソングが流行していたこともあり、
あっという間にインディーズチャートNo,1となった。
同年6月25日に日本クラウンから、メジャー盤としてジャケットとC/W曲を変えて再リリース。

沖縄の方言で 「 なんでもないよ、大丈夫だよ 」 という意味の
ポジティブなニュアンスを含んだ慰めの言葉 『 ナンクルナイサ 』。
自らもプライベートで何度も沖縄に旅をし、ツアーでもたびたび訪れていた沖縄。
沖縄本島のみならず、宮古島・石垣島・波照間島などにも訪れている。

ステージでも定番の楽曲になり、旧事務所時代のライヴでは、
サポートのギタリストがこの曲のために三線を手に入れている。

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事務所独立後も沖縄への想いは尽きることなく、
昨年のツアーにおいても、沖縄で3か所のライヴを行っている。

単身の活動では、沖縄は難しいのでは…?
と思っていたファンの心配など、どこ吹く風。

昨日の石垣島イベントライヴでも、台風2号の暴風吹き荒れる中、
こんなことを想いながら、唄ったのかな…と。

「 こんな台風、なんでもないよ … ナンクルナイサ! 」



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台風直撃 [ライブツアー幸せを探そう]

大型台風2号が、日本列島直撃のコースを進行中。
今日、沖縄県の石垣島を直撃する模様…

今その石垣島には、沢田聖子さんが滞在中…。

24日に石垣島に入り、26日にソロライヴを終えている。
28日には、同じく石垣島で杉山清貴さんらとのイベントライヴに出演予定。
当初イベントライヴは海岸の野外ステージ予定だったのが、
台風急接近により屋内に変更とのこと。

そして翌29日には、福岡で佐田玲子さんとのフォークユニット「THE4/9」による
イベントライヴの出演が予定されている。

今の進路予想から、福岡入りは絶望的…

東京生まれの人にとって沖縄の台風は、想像を絶する怖さだと言う…
強い勢力に加え、梅雨前線を刺激した猛烈な雨も予想されている…

天気予報を見るにつけ…
祈る想い…。

被害のないように…。
怪我のないように…。

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デビュー記念日 ♪ [バースデーリクエストライヴ]

沢田聖子さま

デビュー32周年、おめでとうございます。

まさか32回も一緒の春を迎えることが出来るとは、
聖子さんと出逢った時には、考えもしませんでした…。
唄い続けてくれることに、ただただ感謝です。

先日の「Anniversary Live 」ではたくさんのファンが集まり、
32年の集大成とも言える、最高のステージを披露してくれました。
みんなが聴きたい曲を…という気持ちが、嬉しかったですよ…。
鳴り止むことのない大きな拍手に応える笑顔が、光り輝いていました。

ステージ上の笑顔からは想像も出来ない辛い日々もありましたけれど、
流した涙は、決して無駄にならないはず…。

2年前に聖子さんが下した決断は、私たちに勇気を与えてくれました。
夢を捨てず、自分の選んだ道を信じて歩き続けること…。

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今ごろは、沖縄の石垣島でくつろいでいることと思います。
南国の空の下で、32年間の想い出に浸ってください。
時には、後ろを振り返ることも必要…と
いつかおっしゃっていましたね。
今日は、そんな日です。

次の " Anniversary " に向けて走り出す後ろ姿を、いつまでも追いかけます。

いつまでも…


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幸せを探そう Anniversary Version [ライブツアー幸せを探そう]

5月25日のデビュー日を前に、22日の東京吉祥寺で行われる「 Anniversary Live 」
ツアーのセットリストを変更し、" Anniversary Version " と銘打って開催。

ツアータイトル「 ~幸せを探そう~ 」は、昨年リリースされたオリジナルアルバム『 宝 物 』 に収録されている楽曲タイトルでもある。

辛い時や苦しい時でも、小さな幸せを見つけることが出来る…。

朝起きて、家族と「おはよう」と声をかけられる幸せ…
今日もいつもと同じように、1日を過ごせる幸せ…

幸せというのは自分が気がつかないだけで、実は周りにたくさんの幸せがある…
小さな幸せに喜びを感じ、当たり前になっている日常生活の中の幸せを見つけよう…。

そんな想いが込められた、「幸せを探そう」

今日もライヴに行ける幸せを…

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貴女に逢える幸せを…



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32th Anniversary [ライブツアー幸せを探そう]

来る5月25日で、デビュー32年を迎える沢田聖子さん。

1979年5月25日、イルカオフィスから 「 イルカの妹 」 のキャッチコピーでシンガーソングライターとして 『 キャンパススケッチ 』 でレコードデビュー。
イルカのカムバックリサイタルに同行し、デビュー直後から数多くの大舞台を踏んできた。

アマチュア経験もなく、弾き語りもオーディションのために練習を始めた…という当時のシンガーソングライターのスタイルからは信じられないデビューをし、瞬く間に注目を集めたニューミュージック界の 「 シンデレラ・ガール 」 でもあった。

シングルアルバムをコンスタントにリリースし、年に2度の全国ツアーでは主要都市の大ホールを埋め尽くし、押し寄せる拍手とライトの波が彼女を輝かせた。
しかし、まだまだ一流アーティストですら、自分の意志だけでは活動が出来なかった時代。
紆余曲折を重ね、自分の選んだ道への模索を続けてもがき苦しんだことも多かったはず…

4度のレコード会社移籍、2度の事務所からの独立を経て、現在もライヴ活動を続けている。
決して順風満帆なア-ティスト人生を歩んで来ているわけでもなく、特筆するヒット曲もこれと言ってあるわけではない。
流行り廃りが激しいこの世界で、よくここまで続けてこられた…とファンながら感心する。

何度も引退を覚悟した時があり、その度にファンとの約束、絆が深まって行った…。

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デビューシングルのC/W曲は、高校の現代国語の授業中に作った 『 雨よ流して 』。
デモ録りの段階で、自作4曲の中から選ばれた1曲。
A面の 『 キャンパススケッチ 』 と共に、巨匠・石川鷹彦氏のアレンジ。
アレンジによって楽曲がこれほど変わるものなのか…と感嘆し、
ヴォーカル録りの際、ストリングスの弦の音色に涙したという…。

ピッチが安定せずフラットする癖がこの頃からあり、ステージでもヒヤヒヤすることがあった。
失礼ながらも、「頑張れ…戻せ…踏ん張れ…」とよく心の中で叫んでいた…。
当時のアレンジャーからよく指摘もされ、悔しい想いをした…と時折話す…。

まだ伸び切っていない抑え気味のヴォーカルは、2コーラス目のBメロから一気に走り出す…。
それはまるで、解き放たれた鳥が大きく翼を羽ばたかせるように…。

1stアルバムの最後の収録曲にもなった、磨きがかかる前の原石のような楽曲。

初めてこの楽曲を聴いた日から、もう32年…
何度聴いたか知れず…
でも心に響く想いは、今もあの日と同じ…

まだ…32年。



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僕と彼女と週末に [浜田省吾]

初めて聴いたのは、このアルバムリリースから半年ほど経った頃。

まだ学生で、環境汚染や核汚染という意識も自分の中に無かった頃。

楽曲のテーマが大きすぎて、すぐに理解することが出来ず、何度も聴き直した楽曲。


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『 僕と彼女と週末に 』
作詞作曲:浜田省吾
1982年リリースのアルバム 『 PROMISED LAND 』 の最後の曲として収録。

前作2枚のアルバムにより、ロックアーティストとしての地位を確立したものの、
まだ今ほど誰でも聴く音楽ではなく、硬派のファンの支持が主流だった時代。
暗いイメージも残しつつ、その孤高な姿に " Rock " を感じた。
自分の信じる道を探し続ける浜田省吾の後ろ姿を観て、その想いを重ねた…。

湘南サウンドで売れていたグループのヴォーカリストが「いつも難しい顔をして、つまらないシリアスな曲ばかりを唄っている」と酷評し、以来そのグループのサウンドは聴かなくなった。

日本が、バブル景気で浮かれ始めていた頃…
そんな時代に創られた 『 僕と彼女と週末に 』
四半世紀以上経った今も、この楽曲のテーマはまったく色褪せることはない。
それどころか、年月を重ねるごとに深く深く胸に刻まれ、その詩の重みを背中に感じる…。

楽曲の本当の意味が分からなかった若い頃でも、この想いだけは痛切に胸に響いた…
それは今も、そして永遠に変わることはない…。

愛する人を、大切な人を守りたい…と。


  君を守りたい  ただひとりの

  君を守りたい  この手で

  愛を信じたい  人の心の

  愛を信じたい  今こそ…




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風と少年 [初期クラウン時代]

新緑の季節の5月になると、理屈抜きに聴きたくなる楽曲の一つ…
頬を撫でる心地良い春風の中、自然と流れてくる楽曲。

『 風と少年 』
作詞作曲:沢田聖子 編曲:渡辺博也
1981年の2ndアルバム 『 青春の光と影 』 に収録。

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3年前にこの楽曲のレビューをアップした頃、ステージでも頻繁に唄っていた。
まだギターを手にしていなかった初期の頃は、ピアノ弾き語りで…
その後、一生懸命練習したギター弾き語りで…。
また、イントロと間奏を自らのピアニカの演奏で彩ったことや、
アレンジを変えたスローテンポでの 『 風と少年 』 も過去にあった。
顔を左右に振りながら唄っていた姿が目に焼き付いている、
ステージでの想い出が多い楽曲。

ここ数年は少し影をひそめていた楽曲で、久しぶりに生で聴きたい…と思っていると…
今年3月のバースデーリクエストライヴの一宮で、そして先日のさいたまで…。

「みんなも、少年少女の気持ちに戻って下さい…」と前置きをして、
ギターをつま弾き始める…。

リズムに合わせて、自然と身体が左右に揺れる…
" ロブバード " の唄ったコーラスが、頭の中でステージのヴォーカルを追いかける…

オリジナルでもライヴ演奏でも、ピュアな詩とメロディが胸に響き、
クッと伸びる透明感のあるヴォーカルが際立つ、初期の名曲。



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さいたま ・ 宇都宮ライヴ [ライブツアー幸せを探そう]

大型連休の前半は、4月30日のさいたま新都心と、5月1日の宇都宮でのツアーライヴ。

関東でのライヴは、東日本大震災の影響から延期になった4月3日の吉祥寺での
バースデーリクエストライヴ以来。
『 さいたま新都心 ヘブンズロックVJ-3 』 『 宇都宮 ヘブンズロックVJ-2 』 と、
過去に何度もステージに立っている同じ系列の2つのライヴハウス。
音響設備や照明機器も整っている、良質のライブハウス。

さいたまでのステージは、オープニングの2曲を唄い終えた後、
「ものすごい緊張をしている…今にも貧血で倒れそう…」と白状する聖子さん…。
「言わなくても分かっているよ…」と微笑むファン…。
冷たくなっている指先を温めるために両手を摩る、いつもの仕草…
「何度ライヴを経験しても、開演前の緊張はなくならないな…」と語る。

東北震災後の各地でのライヴは、どこもやや重苦しい雰囲気で始まり、
ステージと客席が探り合いをしているような、微妙なバランスを保ちながら始まる…。
さいたまも例外ではなく、客席も周りの様子をうかがいながらのスタート…。

昨年までのツアーとは別メニューのセットリスト。
ニューアルバム中心の編成から、少し彩りを添えて…
懐かしい楽曲に、固くなっていた気持ちがほぐれて行くのを感じる…。
いつものペースに戻るまでに、時間はかからない。

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2日目の宇都宮は、衣装を替えて登場。
春らしいオレンジ色の衣装に、オープニングから心が和む…。

前日の緊張感とは打って変わって、表情も豊か…
客席を見渡すゆとりもあり、好調さをうかがわせる。
飛んで来る視線を感じ、否が応でも客席のテンションは高まる。
オープニング2曲の後のMCも長くなり、口も滑らか…。
本編ラストのピアノ弾き語りの楽曲では、鍵盤から手が離れ、アカペラに…
ここにも、この日の調子の良さと気持ちよく唄っていることを感じる。

震災後の影響もあり、以前のようにスタートからトップギアに入れる事がなかなか出来ず、
ツアーライヴ開催に至るまでにも、様々な葛藤があったはず…。

「いま自分の出来ることは、唄うこと…」
「出来ることならば、被災地に行って唄いたいくらい…」

そんな想いにファンが応えられることは、やはりライヴを心から楽しむこと…
大きな拍手を贈り、その想いを真正面から受け止めてあげること…
唄い続ける限り、どこまでもついて行くこと。

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後半のアップテンポの楽曲では、客席とステージが一つになり、いつものステージに…。

楽曲のエンディングで低音域の鍵盤を弾き終えた後、身体が左に大きく傾き、
ペダルを踏んでいた右足が地を蹴るように宙に浮き、膝がキュッと折れる…
躍動感あふれる演奏に、稲妻が走る…
やや乱れがちになる前髪と満面の笑顔、そして額に光る汗が拍車をかける…。

ライヴでなければ絶対に見られない…
聖子さんのテンションが最高潮に達している時でなければ見られない、
宝物のような情景…。

「みんなの笑顔が見られるのは、やっぱり良いね…」
満面の笑顔で、嬉しそうに語る…。

この笑顔を見たいから、何度でも足を運ぶ…。



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